今年も始まって早１ヶ月がたってしまいました。

早過ぎます。

高速過ぎます。

そして、気がつけば４０歳になってました。

 

お正月に地元に帰って、祖父の家に行くと

レトロ感半端ない時計がありました。

 

そして、止まってました。

ネジを巻かないと止まってしまう仕組みです。

祖父は９４歳です。

祖父には届かないような高い位置に時計は掛けられてます。

「時計を合わせといて」と祖父に言われてネジを回そうとしました。

そしたら疑問がいっぱいでした。

まず、ネジの回し方がわからない。

母親に教えてもらいながらネジを回しました。

僕が小さい時からこの時計はあったので

少なくとも４０年近くは動いてると思います。

もしかしたら、母親がまだ実家にいた頃からこの時計はあったのかもしれません。

そしたら母親もネジを回してたのでしょう。

ネジを差し込むところが２つあって

それぞれ逆にネジを回す仕組みが不思議過ぎます。

時刻は合わせましたが、どれぐらいの周期で

ネジを回さないといけないのかも疑問です。

結局、日にちと曜日のところは壊れてて動きませんでした。

時刻も正確に刻んでくれるのかも疑問です。

でも、祖父には必要なので時間を合わせときたかったのでしょう。

でも、祖父には届かない位置に掛けたままなので

また止まっても、当分はそのままで

誰かがまたネジを巻いて合わせるのでしょう。

早い話が、時計を買い換えるか

自分でも手の届く所に置き換えるか

すればいいのでしょうが・・・。

そんなことじゃないんだろうなって思う。

そこにあるのが当たり前で

そこじゃないとダメで

誰かがネジを巻いて時間を合わせてっていうのが当たり前で。

そういうもんで、変えちゃいけないことなんだろうなって思う。

でも、既に今も止まってるかもしれなけど

それでいいんだろうなっていうのもわかる。

 

そういうことがわかるような歳になった気がする。

もう４０歳になりましたので。

変えていかないといけないことも沢山あると思うけど

変えてはいけないことも沢山あると思う。

 

年々時間が経つのが早く感じるようになっていってるし

時代の流れも早くなっていってるから

変化の対応に追われるけど

変えちゃいけない事を継続する事の方が大切なんだと思う。

バランスと継続って事！

仕事をするうえでも大切な事を学ばせて頂きました。

 

来月にまた実家に帰る機会があるので

祖父の所へ行って時計のネジを回してきたいと思います。